――ペットでもなんでもいい
『あなたの特別な存在になりたい』
仕事は出来るが周りからは冷たいと言われている獅堂課長に密かに想いを寄せている宇佐見さくら。
ある日、アパートの修繕工事により一時退去することになった宇佐見は、仮住まいが見つからずネットカフェで過ごそうと思っていたら、課長から「俺の家に来るか?」と言われ、チャンスだと思いお邪魔することに!!
課長の家に着くとそこには、愛猫・しろが出迎え会社では見たことない甘い顔に…!あんな表情をひとりじめ出来るしろが羨ましくも、私にも優しくしてくれるのはもしかして――…
「悪い、宇佐見。もうやめてやれそうにない」
優しくて大好きな課長の手に触れられて身体が甘く痺れる…
――課長、わたしじゃだめですか?
【会社ではクール・家では甘い課長】×【頑張り屋なOL】の両片想い(!?)な同居生活が始まる
課長のいつも通りの様子に、昨夜のアレは妄想だったかも…。わたしのこの大きくなった気持ちは、どうすればいいですか?