「ねぇ千春、お願いだから俺を欲しいって言って…」
震えながら必死に告白してきた彼は、私の幼なじみで、後輩で、大切な――…。
永田千春・26歳。平凡なOLの私にはある秘密があった。
それは社内一カッコ良くてクールな新入社員・新垣蒼真と
≪同棲≫していることだった!
とはいえ私たちは恋人ではなく、ただの≪幼なじみ≫。
会社ではすまし顔の蒼真も家ではちょっと甘えた所があって可愛い奴だったりする。
(恋人候補ってよりは「弟」みたいな感じかな~)
そんな蒼真に「私に彼氏が出来たらどうする?」と冗談を言ってみたら
突然、彼から告白されてしまい――…!?
「すごく熱いな…興奮してくれてる?」
首筋を伝う蒼真の熱い吐息。初めて見る年下幼なじみの雄の顔に私の心は揺れ動く――…。