「橘さん!今日も神々しいです!好きです!!!!」
「ありがとう。ごめんなさい。」――ハイ、退散。
可愛らしい見た目から女の子といじめられていた高校時代、橘いずみに助けられてからストーカーのように想いを寄せている五十嵐海くん。
想い方が少しズレている(?)彼は、いずみを女神さまのように崇拝しているが、彼女は≪強くて頼りになる逞しい男がタイプ≫のため、海くんなんて『論外!』
ある日、友人に「たまには違うタイプと付き合ってみたら?」と言われ、とりあえずデートをしてみることに。
デートをすると普段見えてこない海くんの紳士的な一面が見えてきて、真剣な想いから<お試しで付き合う>提案をする。
それから数週間経っても彼の信仰心は変わらず、仮にも交際している男女なのに手を出されないことで、魅力がないのかと不安になったいずみからエッチを仕掛けるが――…
自分の気持ちも海くんの気持ちも分からなくなってきたいずみ。そんな時、水島くんから××されそうになって…!?