念願の一人暮らしを始めた大学生の朝桐つかさ。お隣に住む幼なじみのお兄ちゃん・堤隆太とは親同士の仲が良く本当の兄妹みたいに育った。りゅう兄は歳の離れた妹として大切にしてくれてるけど、そんな彼につかさは恋をしている。好きな人とお隣同士で嬉しい!でも、私に普通の恋愛なんて無理!だって私は、『人間と淫魔の子ども』だから――…
まだ淫魔の特徴が現れていないある日、ご飯をたくさん食べたはずなのにお腹が空いたつかさは熱っぽさを感じていた。帰りにりゅう兄と出会い触れられた途端≪美味しそう≫な匂いがして…!
「りゅう兄…お腹すいた――」
理性がじわじわと侵食されていくこの感じはまさか!?
歳の離れた妹のようなつかさとこんなこと!守りたい想いと渦巻くモヤモヤの中で「りゅう兄だから触れて欲しい」と言われ――…